理系受験生で物理選択の方は、良問の風と名問の森どちらを使えばいいか悩んだことがありませんか?
良問と名問はレベルが違いますので、自分の志望校に合った問題集を使うべきです。
地方大学や関関同立、MARCHが志望校であれば良問の風を使いましょう。
旧帝大、早稲田慶應を狙うのであれば、名問の風をやるべきです。
今回の記事では、それぞれの問題集のメリットとデメリットを解説していきたいと思います!
- 良問の風と名問の森どちらを選ぶか迷っている人
- それぞれの問題集の長所短所や使い方を知りたい人
良問の風と名問の森のレベルを解説!どっちを使うべきか
良問の風と名問の森のどちらを使用すべきか迷っている方のために、それぞれの長所・短所をレベルや長所短所をお伝えします!
良問の風は地方国立・関関同立・MARCHレベル
まず、良問の風のレベルについてです。
レベルを大学難易度で表現しますと、地方国立・関関同立・MARCHレベルです。
これらの大学は、素直な問題を出題する傾向あります。
素直な問題とは、問題集に載っているような設定の問題です。
良問の風には、標準的で素直な問題が多く載っています。
そのため、地方国立・関関同立・MARCHレベルを志望する方には、良問の風が合っています。
デメリット・良問の風だけだと、ひねった問題に対応できない可能性
良問の風には素直な問題が多いですので、ひねった問題に対応する力が付きづらいです。
地方国立でも、たまに設定が凝ってあるひねった問題が出てきます。
良問の風だけやっていると、そういった問題に対応できないかもしれません。
ただ、ひねった問題は他の受験生も解けない可能性大ですので、あまり差は付かないです。
物理で差を付けたければ、良問の風に加えて名問の森にも挑戦していた方がいいでしょう。
名問の森は旧帝大・早稲田慶應レベル
名問の森は、難関大が大好きなひねった問題のオンパレードです。
ひねった問題は、設定を見抜けなければ一問も解けません。
ただ、設定さえ見抜ければ基礎的な知識で解ける場合が多いです。
難関大は毎年かならず1問はイジワルな問題を出してきます。
そのような問題を見抜けるかどうかで合否が決まりますので、難関大志望者は名問の森を使うべきです。
名問の森を繰り返し使えば、ひねった問題の設定を見抜く力が付きます。
デメリット・名問の森を使いこなすには、解法パターンの暗記が必要
名問の森を使いこなすには、解法パターンを暗記しておく必要があります。
この記事でも書いたように、名問の森を使う前にパターンを暗記しておきましょう。
パターンを暗記していなければ、名問の森を解くことはできません。
「名問の森でパターン暗記すればいいんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、名問の森はパターン暗記に向いていません。
ひねった問題が多いですし、基礎的な解法が抜けていたりします。
基礎的な解法を網羅的に身につけたいのであれば、秘伝の物理などを使うべきです。
良問の風を解法パターンの暗記に使うのはありです。
良問の風と名問の森の効率的な使い方!
良問の風と名問の森の効率的な使い方を紹介したいと思います!
まずは自力で問題を解く
まずは自力で問題を解いてみましょう。
自力で解こうとすることにより、頭の中の知識をつなげることができます。
頭の中の知識がつながることで、応用力が身に付くのです。
パターン暗記ばかりでは、なかなか応用力が付かないので、自力で解く訓練を積みましょう。
解けなかった問題は5回解きなおし、解けた問題は復習しない
自力で問題を解いてみて、解けなかった問題にはバツ印を付けましょう。
そして、間違えた翌日から5日間連続で解き直してください。
そうすることで、間違えた問題を効率的に復習することができます。
一方、解けた問題は復習する必要がありません。
解けた問題を復習しても、何も新しい発見がなく、時間のムダになります。
復習の量を増やし、新しい問題はあまり解かない
私が意識していたポイントです。
復習の量を増やすために、新しい問題はあまり解かないようにしていました。
先ほど、間違えた問題を5回解き直すと書きました。そのため、復習する量が増えていきます。
復習する量を増やさないため、新しい問題を解く量を少なくしました。
例えば、1日10問解くなら、8問は復習し、2問だけ新しい問題を解く感じです。
こうすれば、復習に多くの時間をあてられます。
まとめ
良問の風と名問の森は、どちらも良書です。
どちらのレベルを使うべきかは、自分の志望校のレベルによって変えましょう。
使う問題集を決めたら、復習をメインにしてマスターしてください。
1冊をマスターすると、実力と自信がかなり身につきます。
色んな問題集に浮気せず、1冊の問題集を極めるようにしましょう。
関連記事
大学受験関連の記事は、次の記事にまとめています!