私は浪人時代、予備校へ通っていました。自宅浪人ではありません。
ですが、一時期自宅浪人のような生活を送っており、全く勉強が進んでいませんでした。
その時の経験から言えるのは、自宅浪人は高確率で失敗するということです。
もしも予備校ではなく自宅浪人を決意したのなら、毎日図書館や喫茶店へ通いましょう。
断言しますが、家で勉強するなら大学受験に必ず失敗します。
- 自宅浪人か予備校で悩んでいる人
- 自宅浪人が失敗する理由を知りたい人
自宅浪人が失敗する理由!成功したければ家を出よう!
それでは、自宅浪人が非効率と思う理由を書いていきます。
宅浪のような生活を送り、勉強が全く進まなかった
私は予備校へ通い始めた頃、授業が終わったらすぐ家へ帰っていました。
夕方の16時頃には家に居ましたね。家で勉強するつもりでしたが、家だと誘惑が多いのであまり勉強しませんでした。
パソコンやテレビ、漫画など、勉強の邪魔をするものが家にはたくさんあります。
何より、すぐ横になれる環境ですので眠くなったら寝ていたのです。
夕方16時に帰り、眠くなったら1〜2時間寝る。寝起きはやる気が出ないからダラダラしてしまう。
そんな生活を送り、徐々に焦りが出てきました。
「あれ?浪人したら、もっとガリガリ勉強するつもりだったんじゃないのか?」
勉強しないといけない気持ちはありましたが、行動は意思と反していました。
焦りを感じ、予備校の自習室で勉強し始める
このままじゃいけないと思い、授業後は予備校の自習室へ直行するようになりました。
自習室が閉まる夜の9時までずっと勉強していました。
自習室にはテレビやパソコンがないため、勉強しかやる事がありません。
それに、周りも一生懸命勉強しているため「勉強をやらないと!」と気持ちが引き締まりました。
何より大きかったのが、横になる環境がなかったことです。
私は疲れてきたら、横になって休みがちです。家だと横になってそのまま寝てしまうことがしばしば。
自習室だと、眠くなっても机に伏せて寝るしかありません。
寝心地が悪いし、周りの音があるので20分もすれば目が覚めます。
目覚めはやる気が出ませんが、勉強しかやる事がないのですぐ勉強を始められました。
家だと、1〜2時間寝て、寝起きはダラダラ漫画やテレビを見るという悪循環になります。
自宅浪人をするなら、図書館やカフェは通うべき!
私が自宅浪人をしていたら、間違いなく失敗していたことでしょう。
自習室へ通い始めてから、毎日の勉強時間が飛躍的に伸びました。
もし自宅浪人を決意している人がいるなら、図書館やカフェへで勉強することを推奨します。
図書館なら周りは勉強している人が多く、意識も高まります。
図書館が近くにないなら、カフェでも構いません。
大切なのは、周りに人がいて勉強しかやることのない環境です。
人がいれば寝づらいですし、ダラダラしようという気持ちが起きづらくなります。
自宅浪人は受験ノイローゼになりがち
図書館やカフェへ通うことをオススメするのには、もう一つ理由があります。
それは、人が周りにいると孤独を感じづらいことです。
家で勉強していると、1人なので孤独を感じてしまいます。孤独を感じると受験ノイローゼを患う可能性が高くなります。
受験ノイローゼはうつ病のような状態です。常にイライラし、過去のことを後悔したりします。
図書館やカフェあれば、周りに人がいるので孤独を感じません。
私も予備校の頃、時々はスタバなどのカフェで勉強をしていました。
周りに人がいると最初はうるさく感じます。ですが、慣れてくれば平気になります。
自宅浪人は孤独で辛い。精神崩壊しない生活を心がけよう
自宅浪人は、周りに仲間がいないので孤独を感じてしまいます。
私は予備校へ通っていたため、数人の友人と受験についての会話ができました。
ですが、自宅浪人は話し相手がいない辛い環境です。精神崩壊する人も多いと聞きます。
そこで、精神崩壊を防ぐのに効果的な方法を紹介します。
30分程度の運動を欠かさない
自宅浪人に限らず、浪人生は体をあまり動かしません。
体を動かさないと、頭の働きが鈍くなってしまい、気分も塞ぎ込んでしまいます。
すると、勉強効率も下がりますし、精神崩壊して受験ノイローゼになってしまいます。
私がオススメするのは、スロージョギングという運動です。
スロージョギングは歩くほどのスピードで、ゆっくりとジョギングすることです。
スロージョギングには頭を活性化させる効果もありますので、受験勉強の効率アップに役立ちます。
また、外に出て太陽の光を浴びることも大切です。太陽の光を浴びると、脳の中にセロトニンという物質が出ます。
セロトニンが出ると人間は幸福を感じますので、受験ノイローゼにかかりづらくなります。
家族との会話を大切にする
食事時には、家族と会話することを心がけてください。
会話も頭の回転を速めるのに役立ってくれます。逆に、会話をしないと頭の回転は鈍くなってしまうので注意してください。
浪人生活は、孤独との勝負です。孤独を感じると頭の働きが悪くなりますので、家族との関係は大切にしましょう。
毎日の楽しみを見つける
受験勉強で精神崩壊する原因は、過度なストレスです。
ストレスが溜まりすぎると、誰もが受験ノイローゼになります。
ストレスを溜めすぎないように、毎日の楽しみを見つけてください。漫画でも、テレビでも構いません。
運動が趣味であれば、毎日の運動を欠かさないようにしましょう。
ただ、勉強をメインにした生活が大切ですので、楽しみに時間を使いすぎないようにしましょう。
タンパク質とビタミンCが多めの食事にする
頭の回転が速いほど勉強効率が上がりますので、成績も伸びやすいです。
頭の働きを高めるには、タンパク質の摂取を心がけてください。
また、ストレスが溜まるとビタミンCが消費されてしまうので、ビタミンCの摂取も怠らないでください。
模試は必ず受験する
予備校へ通っていたら、定期的に模試を受ける機会があります。
ですが、自宅浪人は模試へ自分で応募しないといけません。
面倒くさがって模試を受けないと、自分の弱点を把握できません。
また、自分の現状偏差値が分からないため、受験への危機感が薄れてしまいます。
模試を受ければ志望校までとの距離が分かるため、危機感を保てますし、苦手分野を把握できます。
成績を伸ばす手っ取り早い方法は、苦手分野を克服することです。
そのために、模試を受けて苦手分野を把握しましょう。
ラインやメールの通知はオフにする
ラインやメールの通知はオフにしましょう。
オンにしていると、通知が気になって勉強に集中できません。
一番良いのは、受験勉強中は携帯を解約することです。
物理的にラインやメールを確認できない状態にすれば、意思力が弱くても勉強に集中できます。
まとめ
私の受験生時代の経験から、自宅浪人が失敗する理由を解説をしました。
自宅浪人を心がけたら、孤独や怠け対策のために必ず外で勉強してください。
外で勉強し、毎日しっかりと勉強をすれば独学でも成績は伸びます。
この記事が受験生のみなさんのお役に立てばうれしいです!
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