ワーキングメモリが低いことに悩んでいませんか。
何を隠そう、私もワーキングメモリが非常に低い人間です。
ワーキングメモリとは、短期記憶のことです。
短期記憶が弱いと、言われたことをすぐに忘れてしまいます。
私はワーキングメモリが低いながら、今まで工夫をして必死に生きてきました。
そんな私が実行してきた中で、効果のあった方法を紹介したいと思います。
- ワーキングメモリの低さに悩んでいる方
- ワーキングメモリの低さをカバーする方法を知りたい方
ワーキングメモリの低い人の特徴
私はワーキングメモリが低い人間です。
そのため、私の特徴は他のワーキングメモリが低い方とも一致していると思います。
具体的には次の特徴です。
- 人の話を理解するのがニガテ
- 文章を理解することがニガテ
- 日本語を話したり、書いたりするのがニガテ
- 空想・妄想癖がある
それでは、それぞれの特徴を解説していきたいと思います。
人の話を理解するのがニガテ
私が一番苦労しているのは、この特徴です。
私は昔から人の話を理解するのがニガテでした。
自分では集中しているつもりでも、相手の話が頭に入ってこないのです。
興味のある話や、知っている内容なら聞き取れます。
ですが、興味がなかったり、初めて聞く単語が出現したりすると、理解するのが難しいのです。
「全然聞いてないな」「人の話を聞けよ」とよく言われていました。
自分では真剣なのに、周りにはボーッとしてるように見えるのでしょう。
当事者からしたらかなり悔しいことです。
文章を理解することがニガテ
ワーキングメモリが低いと、文章を理解するのにも苦労します。
本を読んでいても、何度も同じ文章を読み直します。
何回か読み直し、ようやく理解できるので次のページへ進めます。
これもワーキングメモリの低さが関係していると思います。
ワーキングメモリが低いと、話や文章を理解するのがニガテになるのです。
日本語を話したり、書いたりするのがニガテ
これもワーキングメモリの低い人の特徴だと思います。
友人と話したりするのは得意ですが、面接やスピーチでは上手に話せないのです。
日本語は思いついても、話始めと話終わりで別のことを言っていたり。
聞いてる方からしたら、「あれ?主語と述語がおかしくない?別の話になってない?」と疑問に感じる話し方です。
日本語が下手なのは、話す時だけでなく書く時もです。
私は今文章を書いていますが、何回か直しながら書いています。
文の始めと終わりが一貫していなかったりするからです。
考えはあっても、なかなか言葉にできない。
こういった弱点があるため、口論や議論はあまり得意ではありません。
空想・妄想癖がある
これは一部の人に当てはまる特徴だと思います。
私には空想・妄想癖があります。
人の話を聞いている時や、考え事をしている時に別のことを考えてしまいます。
ワーキングメモリが低いと、話を理解できないので退屈を感じます。
脳が退屈を感じ、妄想や空想をすることで退屈を紛らわせているのだと思います。
ワーキングメモリが低いことの原因
ワーキングメモリが低い原因は2つあります。
一つ目は遺伝で、もう一つ目はワーキングメモリを鍛える環境で育たなかったことです。
原因①遺伝
ワーキングメモリの低い原因の多くは、遺伝です。
ワーキングメモリは遺伝しやすく、親と子供の理解力は似やすいです。
原因②ワーキングメモリの育つ環境ではなかった
もう一つの理由は、後天的なものです。
ワーキングメモリを使わない環境で育つと、ワーキングメモリは低くなります。
育たない環境の例は、「子供の頃に家事の手伝いをしなかった」「運動や勉強をしなかった」などです。
家事をやってみたらわかりますが、同時並行で色々なことをします。
家事はワーキングメモリを鍛える絶好の方法なのです。
また、運動や勉強にもワーキングメモリが求められます。運動部に所属せず、勉強もしなかったらワーキングメモリは成長しません。
【パレオな男でも紹介】ワーキングメモリの低さを改善する方法
私は自分がワーキングメモリの低い人間であることを近くしています。
そのため、これまでに色々な方法を取り組んできました。
その中で効果的だったことを紹介します。
改善法①運動
運動はワーキングメモリの改善に有効です。
「脳を鍛えるには運動しかない」という本をご存知でしょうか。
大ベストセラーの本で、運動により脳が鍛えられることを解説しています。
運動によって、ワーキングメモリが改善した例が多く載っています。
運動はジョギングのような有酸素運動が効果的ですね。
特に、スロージョギングは楽なので続きやすいですし、ワーキングメモリを鍛える効果もあります。
ワーキングメモリを改善したいなら、運動は必ず行いたいことです。
歩く時も、なるべく早歩きを意識してください。早歩きでもワーキングメモリが高くなります。
私も歩くときはかなりの早歩きです。
改善法②タンパク質をとる
タンパク質は脳の大切な栄養素です。
タンパク質をとることでも、ワーキングメモリが改善された感じがします。
色々とワーキングメモリを改善するためのサプリを試してきました。
ですが、効果があったのはタンパク質だけでしたね。
タンパク質を食材から取るなら、鳥胸肉やササミ、サバがいいです。
サプリメントから取るなら、プロテインがオススメです。
改善法③済ませられることは済ましておく
やる事が多いと、色々と考えてワーキングメモリが低下してしまいます。
仕事がたくさんあるなら、すぐ終わるものから手を付けていきましょう。
やる事が少なくなるにつれて、ワーキングメモリが働きやすくなるのが分かると思います。
改善法④高速音読
高速音読もワーキングメモリの改善に役立つ方法です。
ロレツが回る限界で本を読むことで、ワーキングメモリが鍛えられます。
読む本は何でもかまいませんが、興味のある本を選ぶと続けやすいです。
高速音読によって語彙力も増えるため、日本語能力を高めることにも役立ちます。
改善法⑤ストラテラを飲む
ストラテラは、集中がニガテな人が飲む薬です。
この薬を飲むと、目の前のことに集中しやすくなります。
集中力が高まると理解力が高まるので、ワーキングメモリの低さをカバーできます。
ストラテラは昔は高かったですが、最近は安価なアトモキセチンというジェネリック版が出ました。
ジェネリックとは、効果は同じで値段が安いものです。1週間分で、1000円ほどの値段で処方してもらえます。
ストラテラを飲む時に気を付けるべきなのは、食後に飲むことです。
食後に飲まなければ、吐き気や胸焼け、のどにカプセルが引っかかった感じがします。
特に吐き気は本当にツラいです。くれぐれも食事をせずにストラテラを飲まないようにしてください。
ストラテラは、私のように妄想・空想癖のある人間限定です。
集中力に問題がないのであれば、ストラテラは効かないのでご注意ください。
まとめ
ワーキングメモリが低いと、苦労することが多いと思います。私は、紹介した方法でワーキングメモリをだいぶ改善できました。
この記事がワーキングメモリの低さに悩む方々の参考になれば幸いです。
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