今回は映画「ミスト」の感想とあらすじです!
(ジャンル・サスペンス映画)
個人的な点数は、100点中85点です。
この映画のラストは、スティーブンキング作の中でかなり衝撃的です。
サスペンス映画が好きな人は、この映画のラストを観ておくべきでしょう。
かなり物議をかもしているラストです。ちなみに、私は好きではありません笑
ただ、全体的にテンポが良いですし、スカッとするシーンもあるので高評価です。
さて、ひとまずあらすじへいきましょう!
予告はコチラ↓↓↓
ミストのあらすじ(Netflix)
主人公は、父親と息子です。
親子はある日、スーパーマーケットへ買い物に行きました。
スーパーで買い物をしている最中、突然サイレンが鳴り響きます。
「ウー!ウー!」
そして、外では霧も発生します。スーパーの客は外の様子をうかがいます。
すると、1人の男性が大急ぎでスーパーに入ってきます。
その男性は鼻血を出しながら、他の客に警告をします。
「外に出るな!何かいる!」
別の男性が外におり、その人は霧の中に隠れます。そして、
「うわー!」という叫び声をあげます。
スーパーの客は怖がり、全員がスーパーの中で待機することになります。
予想だにしない事態が起き、客は色んな想像をします。
「化学薬品が漏れ出した」「神の導き」「謎の生物がいる」
そんな状況の中、さらに恐ろしい事態がスーパーで起こります。
ミストの感想と考察(ネタバレあり)
この映画の序盤、多くの人はこう思ったでしょう。
「神の教えおばさん」うるさすぎ!
霧が起きたのは神のお怒りだとか、神が生贄を求めてるだとか。
こんな人が一緒のスーパーにいたのも、大きな悲劇でしょう笑。
でも恐ろしいのは、神の教えおばさんを平気で信じる人がいることなんですよね。
人間、死を目の前にすると神の存在に頼りたくなるのでしょう。
個人的にスカッとしたのは、おばあさんが神の教えおばさんに缶詰を投げたシーンですね。
「あることないこと言うんじゃないよ!」ナイスおばあさん!
ミストで気持ち悪かったのは、虫や小さな鳥が襲ってくるシーンです。
私は虫がニガテなのでして、このシーンは見るのが辛かったです。
印象に残ってるのは、女性の1人が虫に刺され、顔がフグのようになるシーンです。
虫に刺されると、謎の病気になるイメージありませんか?
それを表していたので、非常に現実感がありました。
あと、鳥が1人の男性の皮を引っ張ってるシーン。絶対痛い!強烈に痛い!
そして、スーパーを出た後も気持ち悪かったですね。
クモ?が襲ってくるシーンとかもう無理です。本当に。
さて、ラストシーンについて語ります。
ミストは「後味の悪い映画ランキング」で必ずランクインします。
それほどラストが後味悪いんですよね。
子供が化物に殺されないように、父親の手で子供を殺してあげます。
ですが、その直後に軍隊が現れて化物を駆逐していくのです。
あとちょっと待っていれば、息子は助かったのです。
父親は状況が信じられない、という顔つきをしています。
しかも皮肉なことに、助けられた1人に、スーパーから無鉄砲に出て行った女性がいます。
誰の話も聞かず、1人で出て行ったおばさん。
そのおばさんが助かり、一生懸命生きる道を探していた人が亡くなったのです。
絶望からさらに絶望へと追いやってきます。
でも普通に考えて、おばさんどうやって助かったの?と疑問に思います。
少しでも外へ出たら化物に襲われる状況です。
どうやって軍隊の場所までたどり着いたのでしょうか?
ちょっとご都合主義な感じがしますね。このシーンは。
ミストは全体的に面白いですが、グロシーンが多すぎたのでちょっとマイナスです。
サスペンス好きは観た方がいいでしょう。
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