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90点!Netflix【マリッジ・ストーリーのあらすじ&感想】複雑な夫婦愛!(ネタバレあり)

映画&ドラマ批評

Netflix映画のマリッジ・ストーリーを視聴しました!

ヒューマンドラマでして、個人的には100点中90点をつけたいですね!

仲の良かった夫婦が、突然離婚するとこんな葛藤が生まれるんだろうな〜ってのがよく分かる映画です。

子供の親権争いをするテーマで有名な映画として、クレイマークレイマーがあります。

それを彷彿させる部分がけっこうあるんですよ。マリッジストーリーには。

クレイマークレイマーはファンが多いと思います。

ファンの方はマリッジ・ストーリーもぜひ視聴されるべきと思いますね!

それでは、あらすじを紹介していきたいと思います!

マリッジ・ストーリーの予告が気になる人はコチラの動画をどうぞ↓↓↓

『マリッジ・ストーリー』予告編 - Netflix
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦をリアルに描く『マリッジ・ストーリー』。アカデミー賞ノミネート監督のノア・バームバックがメガホンをとり、スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバー、ローラ・ダーン、アラン・アルダ、レイ・リオッタが出演。劇場で11月29日公開、Netflixでは12月6日...

Netflixマリッジ・ストーリーのあらすじ

主人公は夫婦です。

夫は舞台監督をしており、妻は女優です。

夫も妻も才能があり、それぞれが監督、女優として成功を納めています。

夫は自分の地位や進路に満足をしている一方、妻の方は現状に不満を抱いています。

妻は夫に大切に扱われていないと感じているからです。

妻が直々にスカウトされた仕事があり、夫に報告しました。

ですが、夫は自分の舞台を第一に考えており、そのスカウトを断るように言います。

新しい世界へ挑戦できるため、妻は意気揚々としていたのに、夫の拒否にガッカリします。

他にも、夫が妻以外の女と寝ていたことを知り、妻は離婚を決意します。

ある日、夫が家に帰ってきた時に離婚届を渡します。

夫はもちろんパニックになります。

せっかく65万ドルもの奨励金を獲得した日だったのに、最悪の気分です。

ですが、子供が家にいるので荒ぶることもなくその日は出ていきます。

それから、妻は弁護士を立てて親権を取りにいこうとします。

夫は妻が悪い人間ではないことを知っているので、一方的な要求をしてこないと想定しています。

しかし、その期待は裏切られるのです。

妻の弁護士はベテランで、親権を獲得し、さらには生活費も夫からぶん取ろうと企みます。

妻の夫への怒りは大きかったため、弁護士の言う通りに行動していきます。

夫は妻を信じていたので、これほど行動されるとは思いもよりませんでした。

夫はわざわざ弁護士を立てず、話し合いで解決をしたいと考えています。

そこで、話し合いで解決できそうな弁護士を探しに出ます。

Netflixマリッジ・ストーリーの感想(ネタバレあり)

ここからはネタバレを含みますので、まだ視聴されていない方は読まないでください。

愛し合っていた夫婦が離婚すると、こんなことになるんですね〜。

親権争いはだいたい妻に軍配が上がると聞きますが、この映画を観たら「仕方ないかな〜」と思いました。

作中、夫が子供の世話の仕方を分かってないシーンが出てきますよね。

チャイルドシートをつけ忘れたり、子供の最新の要望(忍者コスプレ)を分かっていなかったり。

でも、妻はいつも子供といるので、身の回りの世話をカンペキに把握しています。

それらを鑑みるに、妻の方が子供をしっかり愛している!と周りからは見えるんですよね。

でも、夫は働いて子供といられる時間が少ないのだから、これは仕方のないことなんですよ。

途中まで、夫がかなり可哀想に見えました。

離婚を突きつけられてから、夫は子供に愛を示して欲しがります。

でも子供はお母さんの方が好きなので、お母さんと一緒にいたがります。

子供なので仕方ないのですが、もう少しお父さんを大切にしてあげて!と思ってしまいます笑

子供は自分の楽しいことを優先するので、それほど親に気を配らないんですよね。

気を配れる子供もいるのでしょうが、このぐらいの年代であればできない子供が多数でしょう。

父親は子供とできるだけ一緒にいたがりますが、子供は母親を求める。

優しくしてあげたいけど、離婚が迫っているのでつい強く当たってしまいます。

この辺りのシーンは観ていて辛かったです(泣)

ところ変わって、裁判のシーンは熱かったですね。

裁判の出てくる映画は、弁護士同士のバトルに注目してしまいます。

「事実だけど、言い方を変えるだけでこんなに印象が変わるのか!」と弁護士の口の達者さには驚かされます。

強い弁護士は強い意志を持ってますね。思想も極端ですし。

妻と夫側の弁護士は登場シーンから過激な性格であることが伺えました笑

で、この映画の最大の見せ場である夫婦喧嘩シーン。

お互いに昔は愛し合っていたし、今でも相手の良い点が見える。

相手の悪口を言い合うのですが、それは本心ではないことが伺えます。

「今までの生活に戻りたい」「どうしてこんな大事になってしまったんだ?」という感情が妻と夫の両方から感じるんですよ。

「私たち、やりすぎてない?」このセリフにお互いは同意します。

最後は、親権は二人のものに落ち着きました。

離婚調停を通じ、パートナーのことをお互いに深く考えるようになりました。

多大なお金が時間がかかり、子供への迷惑も大きかったです。

それでも、妻にとっては、離婚調停をせずに辛い気持ちを抱え込むよりかはマシだったのでしょう。

調停後の妻は少しだけ晴れやかな感じがしました。

離婚調停は本音ではない

離婚調停の最中、二人は相手のことをなんとか嫌おうと頑張ります。

でも、過去の良い思い出もよぎるのです。

二人が口論するシーンでも、思ってもみない発言が次から次へと出てきます。

離婚調停がはじめると後には引けません。ですので、何とかして自分の生き方を肯定しようとします。

でも、本心では相手のことを完全に嫌いになれない。

離婚と聞けば、どちらか一方、あるいは両方が相手を嫌いになるイメージがあります。

でも、実際はマリッジ・ストーリーのような関係で離婚調停を進める夫婦もいるんでしょうね。

複雑な夫婦仲を描き切ったマリッジストーリー。文句なしの高評価です!

またクレイマークレイマーが観たくなりました笑

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